Shopifyは世界中で利用されているECプラットフォームですが、「実際どのプランを選べばいいの?」「月額以外にどんな費用がかかるの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、2025年6月時点でのShopify料金体系を徹底的に解説いたします。各プランの違いや、ビジネス規模に合わせたおすすめプラン、追加コストにはどういった種類があるのかなど、これからShopifyでECを始める方に向けてご紹介いたします。
Shopifyの通常プラン一覧と費用・機能
プラン比較表(2025年6月時点)
| 項目 | Basic | Grow | Advanced |
|---|---|---|---|
| プラン料金 | 約4,850円/月 | 約13,500円/月 | 約58,500円/月 |
| プラン料金(年払い) | 約3,650円/月 | 約10,100円/月 | 約44,000円/月 |
| スタッフアカウント数 | 0 | 5 | 15 |
| 在庫拠点数 | 10 | 10 | 10 |
| レポート機能 | 標準 | 標準 | 高度 |
| 関税と輸入税設定 | ー | ー | ◯ |
※1ドル = 150円で換算しています(為替により変動します)
各プランでの違いについて
Shopifyの通常プランとして、Basic・Grow(旧:Shopifyプラン)・Advanced(旧:Premiumプラン)があります。ストアの基本機能はどのプランでも網羅されていますが、上記の表では主に違う部分や上限がある項目を紹介しています。
スタッフアカウント数
ストアの管理者権限を持つオーナーアカウントとは別に、スタッフアカウントを所持することができます。
Basicプランではアカウントの追加ができないため、少人数でのストア運営をする場合に向いています。
例えば、実店舗が日本各地にあり、店舗スタッフにアカウントを持たせたいケースではGrowやAdvancedプランが好ましいといえます。
なお、スタッフアカウントとは別に「コラボレーターアカウント」があります。外部のパートナー様が管理画面にログインするためのアカウントで、数に上限はありません。こちらはストアプランに関係なく、標準装備されています。
在庫拠点数(在庫ロケーション数)
在庫ロケーションと呼ばれる機能です。3つのプランいずれも10まで所持することができます。
商品の出荷を1拠点で行う場合は必要ないですが、例えば複数の拠点から出荷する場合などに、ロケーションを分けてそれぞれで在庫数や送料の設定をすることが可能です。
レポート機能
Shopifyでは、ストアの管理画面内に「ストア分析」のメニューがあり、各種レポートやライブビューを確認することができます。Basic・Growプランでは売上、注文などの標準レポートとなっており、Advancedプランでは任意の指標でレポートを作成できるカスタマイズ機能がついています。
関税と輸入税
海外向けの注文でも、お客様に購入時点で関税や税金をまとめて提示・徴収できる機能です。越境ECを実現するために役立ちます。通常プランではAdvancedが対象です。
※HSコードや国際配送ルール、国ごとの関税制度の理解など、越境ECや国際物流に関する基礎知識は必要になります。
プランごとの各種手数料の比較
Shopifyでは、標準でShopify Paymentsというクレジットカード決済機能が装備されています。その他にも、コンビニ決済や後払いなど、連携している外部決済システムをつなぐことで、ストアに多様な決済手段を用意できます。
Shopify Paymentsはプランによって手数料が変動します。2025年6月時点の情報を下記の表にまとめます。
| 項目 | Basic | Grow | Advanced |
|---|---|---|---|
| オンラインの国内カード手数料 | 3.55% | 3.40% | 3.25% |
| JCBのオンラインクレジットカード手数料 | 3.55% | 3.40% | 3.25% |
| オンラインのAmexカード手数料 | 3.90% | 3.85% | 3.80% |
| オンラインの国際カード手数料 | 3.90% | 3.85% | 3.80% |
| Shopify Paymentsを使用しない場合の 外部サービス取引手数料 | 2% | 1% | 0.60% |
上記のようになっています。「Shopify Paymentsを使用しない場合の外部サービス取引手数料」というのは、導入している外部決済サービス(PayPal・コンビニ決済・後払いなど)をお客様が利用した場合にかかる手数料です。対象の注文1件ごとに対して、外部決済サービス側の決済手数料とは別に、Shopifyへの取引手数料が加算されます(Basicプランなら2%)。
どのプランを選べば良いのか?売上規模別のおすすめ
Shopifyプランの決め方については、ストアの売上規模や機能面、ECをスタートする際のフェーズでの検討をするケースが多いですが、本記事では売上規模側の目線でお伝えしたいと思います。参考値として、ストアの月商ベースだと
- Basicプラン:月商500万円未満 ※
- Growプラン:月商500万円〜2500万円で検討 ※
- Advancedプラン:月商2500万円前後で検討 ※
上記が目安になってきそうです。実際にはShopifyプランの月払い/年払い、決算手段の種類や利用割合によって変動しますので、あくまで参考としてお考えください。
※本金額は、Shopifyプランは月額払い、Shopify Paymentsとコンビニ決済(手数料2.75%)を利用、決済の利用割合は過去の実績であった率を参考に、仮定して算出したものです。
その他、例えば新規でShopifyでのECサイトをスタートする場合はBasicプランで始め、売上フェーズに応じてアップグレードを検討。Shopifyへのリプレイスで、売上が見込める場合はGrowやAdvancedプランを検討すると良いでしょう。
その他必要な料金について
Shopifyは、ECサイトを始める上での基本機能は揃っていますが、オプションとして任意でつける機能については、原則外部アプリをインストールして実装をする必要があります。この場合、使用するアプリによっては月々の料金がかかります。追加される機能で人気のものは、
- お気に入り商品登録機能
- 商品レビュー機能
- 熨斗/ギフトラッピング機能
などといった種類があります。費用は別途必要になりますが、アプリを追加することで手軽に機能を追加できるのはShopifyの魅力の1つでもあります。
参考)Shopify アプリストア
Shopify Plusプランについて
本記事では詳しく触れませんが、Shopifyには今回ご紹介したプラン以外に、最上位プランのShopify Plusがあります。1年(月額2,500ドル)または3年(月額2,300ドル)の契約となり、大規模なビジネスに向いているプランです。
- チェックアウトページ(レジ画面)のカスタマイズが可能
- B2B向けに特化した機能を装備
- Shopify Paymentsの決済手数料や、外部決済利用時の取引手数料が最安
- 1つのストアに紐づける形で、異なる言語や通貨のストアを9つまで拡張可能
上記は一部ですが、最上位プランならではのメリットが多数あります。
参考)[公式]Shopify Plus
まとめ
以上、2025年6月時点でのShopify料金体系とプラン選定のポイントをご紹介しました。
プラン選びは月額料金だけでなく、現在の状況や将来的な成長見込み、必要機能とのバランスを見て判断することが大切です。
これから新たにShopifyでECを始める方や、他のプラットフォームからのリプレイスを検討している方の参考になれば幸いです。
株式会社SEIZOCでは、Shopifyの新規構築やECリプレイスの相談を随時承っています。フェーズに応じてどのShopifyプランが適しているかのご提案も可能ですので、ぜひご相談ください。